Thermaltakeから、PCビルドにおける「ノスタルジー」と「現代の高性能」を高度な次元で融合させた新製品群が登場します。株式会社アスクを通じて発表されたのは、レトロな外観を特徴とするPCケース「Retro TG」シリーズをはじめ、最新の電源規格に対応した診断ツールや、ビルドの質を向上させるModケーブルのラインアップです。
今回の発表は、単なるデザインの模倣にとどまりません。往年のPCを彷彿とさせるベージュカラーやベイ構造を継承しながら、内部には最新の冷却性能や拡張性を確保する設計が施されています。特に、レトロな外観を維持しつつ、最新のハイエンドGPUを搭載するための電源規格への対応など、実用面での妥協を排している点が特徴です。独自のスタイルを求める自作ユーザーや、こだわりのあるシステムを構築したい層にとって、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
■ 往年のPCを現代の技術で再構築する「Retro TG」シリーズの魅力
「Retro 360 TG」と「Retro 260 TG」の最大の特徴は、フロントパネルに採用された5.25インチおよび3.5インチのオープンベイを模したデザインです。本体カラーに採用されているベージュは、かつてのデスクトップPCを想起させ、デスク周りに独特の存在感を放ちます。しかし、その内部は極めてモダンです。電源ユニットを分離する専用のシュラウドを備えることで、配線の整理を容易にするだけでなく、水冷用ラジエーターへの対応も確保しています。
また、強化ガラス製のサイドパネルを採用しているため、レトロな外装と対照的な、最新のパーツ構成を内部から鑑賞できる構造になっています。ミドルタワーの「Retro 360 TG」は最大12基のファン搭載が可能であり、ミニタワーの「Retro 260 TG」も最大9基のファンをサポートするなど、冷却性能においても妥協のない設計となっています。これらの製品は、Amazonで詳細を確認することも可能です。
■ 互換性と拡張性を両立した「Retro 360 TG」と「Retro 260 TG」の差異
ユーザーのビルド環境に合わせて選べる2つのモデルは、サイズ感と拡張性のバランスが異なります。ミドルタワーの「Retro 360 TG」は、より大規模な冷却構成や大型のストレージ、水冷システムの構築に適しています。特に、フロントパネルには別売の6インチ液晶ディスプレイを搭載できる拡張性を備えており、「TT RGB PLUS」ソフトウェアを通じて画像やGIFアニメーションの表示、さらにはCPUの温度や使用率のリアルタイム監視といった高度なカスタマイズが可能です。
一方で、よりコンパクトな構成を求めるユーザーには「Retro 260 TG」が最適です。ミニタワーながらも、電源ユニットを分離するシュラウドの採用や強化ガラスパネルによる視認性は維持されており、レトロな雰囲気を損なうことなく、現代的なビルドを追求できます。両モデルとも、以下の特徴を共通して備えています。
- 5.25インチ/3.5インチベイを模したレトロなフロントパネルデザイン
- 往年のPCを彷彿とさせるベージュの本体カラー
- 電源ユニットを分離するモダンなシュラウドの採用
- 強化ガラス製サイドパネルによる内部視認性の確保
- 水冷用ラジエーターへの対応
■ 最新のATX電源規格を見据えた「Dr. Power III Pro」の診断能力
今回の発表の中で特筆すべきは、電源テスター「Dr. Power III Pro」の進化です。これは単なる動作確認ツールではなく、最新のATX 12V v3.1規格に対応した高度な診断システムを備えています。特に注目すべきは、高出力なGPUに必要な12V-2×6コネクタの信号検出機能です。SENSE0/SENSE1サイドバンド信号を細かく検出し、接続されたケーブルが150W、300W、450W、600Wのいずれに対応しているかを正確に判別できます。
ユーザーインターフェースも洗練されており、カラーLCDパネルを搭載することで、電源ユニットの出力状態をリアルタイムで視覚的に把握できます。手動モードとオートランの自動モードを切り替えられるため、トラブルシューティングから最終確認まで柔軟に対応可能です。低電圧や無電圧などの異常を検知した際には、赤い警告アイコンとビープ音で通知する強力な診断システムを搭載しており、高価なパーツを保護する上で非常に信頼性の高いツールと言えます。
■ ケーブルの美学を追求する「Tt Mod ARGB Cable」のカスタマイズ性
PC内部の美観を完成させるための「Tt Mod ARGB Cable」シリーズは、電源ユニットの配線をデコレーションへと昇華させるアイテムです。個別スリーブに透明なチューブを採用することで、アドレサブルRGB LEDの光を最大限に引き出す設計となっています。このシリーズの強みは、延長ケーブルであるため、特定の電源ユニットに依存せず、あらゆる電源ユニットと組み合わせて使用できる汎用性の高さにあります。
カラーバリエーションも豊富で、ブラックとホワイトの2色展開に加え、24ピンとATX 12V 8ピンの各モデルが用意されています。レトロなベージュのケースに合わせるならホワイト、あるいはモダンな黒を基調にするならブラックといった、ビルドのテーマに合わせた細かな調整が可能です。特に「Retro TG」シリーズのような、外観と内部のコントラストを楽しむビルドにおいて、ケーブルの光り方は非常に重要な要素となります。
■ 自分のビルドに最適か?購入前に確認すべきポイント
■ Thermaltake社製、レトロデザインのPCケース「Retro TG」シリーズ、
参照元: PR TIMES
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