Valveの新型ハードウェア「Steam Machine」が、いよいよ日本のゲーマーにとって現実的な購入候補になってきました。

Steam公式ページではSteam Machineが「Steam Deckの6倍以上の性能」を持つ小型SteamOS PCとして案内されており、日本・台湾・香港での注文方法は公式販売代理店であるKOMODOのWebサイトを確認するよう明記されています。購入先として見るべきページは、KOMODO STATIONです。

購入・在庫確認はこちら:

KOMODO STATION 登場!

この記事では、Steam公式ページとKOMODO STATIONの記載をもとに、Steam Machineが何なのか、どこが熱いのか、どのモデルを見るべきかを整理します。

何が出た?

Steam Machineは、Steam Deckの据え置き版というより「テレビにつなぐためのSteamOSゲーミングPC」です。

Steam公式は、Steam Machineを「小型ながらもパワフルで使いやすいPCゲーム体験」と説明しています。ポイントは、家庭用ゲーム機のようにSteamアカウントでサインインすればライブラリへアクセスできる一方で、中身はPCであることです。

公式FAQでも、ValveはSteam Machineを家庭用ゲーム機ではなく「PCゲーミングの拡張」と位置づけています。ここが重要です。PS5やXboxのような閉じた専用機ではなく、Steamライブラリ、SteamOS、PCの自由度をリビングに持ち込む製品です。

なぜ今いちばん熱いのか

熱い理由は3つあります。

まず、Steam Deckで広がった「SteamOSでゲームを遊ぶ」体験が、携帯機からリビングに来ること。Steam Deckは持ち運べる強みがありましたが、テレビでAAAタイトルを遊ぶには性能面で割り切りが必要でした。Steam Machineは公式にSteam Deck比6倍以上の性能をうたっており、狙いは明らかに大画面です。

次に、普通のゲーミングPCより導入がラクなこと。SteamOSはゲーム向けに最適化され、高速な一時停止/再開、クラウドセーブ、Steamライブラリとの統合が前提です。PCゲームは遊びたいけれど、Windows PCの管理やリビングでの操作が面倒という層にはかなり刺さります。

そして、日本向けの購入導線がKOMODOに乗っていること。KOMODO STATIONはSteam Machineについて、日本・香港・台湾におけるValve製Steam Machineの正規販売代理店であると案内しています。海外発表を眺める段階から、日本での購入・在庫確認をする段階に入ったのが大きいです。

主なスペック

Steam公式ページに掲載されている主な仕様は以下です。

  • CPU: セミカスタムAMD Zen 4、6コア/12スレッド、最大4.8GHz、30W TDP
  • GPU: セミカスタムAMD RDNA3、28CU、最大持続クロック2.45GHz、TDP 110W
  • メモリ: 16GB DDR5 + 8GB GDDR6 VRAM
  • ストレージ: 512GB NVMe SSDまたは2TB NVMe SSD
  • 拡張: microSDカードスロット
  • 通信: 2×2 Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3
  • 有線LAN: ギガビットEthernet
  • 映像出力: DisplayPort 1.4、HDMI 2.0
  • OS: SteamOS 3
  • サイズ感: 約15cmの立方体
  • Steam Controller用ワイヤレスアダプター内蔵

DisplayPort 1.4は最大4K/240Hzまたは8K/60Hz、HDMI 2.0は最大4K/120Hzに対応すると説明されています。HDR、FreeSync、CECなど、テレビやゲーミングモニターにつなぐ前提の仕様も押さえられています。

512GBと2TB、どちらを見るべき?

KOMODO STATIONには、Steam Machineの512GBモデル、512GB + Steam Controller、2TBモデル、2TB + Steam Controllerの構成が掲載されています。

ゲームを数本ずつ入れ替えて遊ぶなら512GBでも始められます。ただし、近年のAAAタイトルは1本で100GB級になることも珍しくありません。Steam Machineの魅力は「自分のSteamライブラリを大画面で遊ぶ」ことなので、インストールしっぱなしで複数タイトルを回したいなら2TBモデルのほうが安心です。

一方で、どちらのモデルにもmicroSDカードスロットがあります。軽めのゲーム、インディーゲーム、積みゲー消化用途なら、512GB + microSDという考え方もありです。

Steam Controller同梱モデルを選ぶかは、リビング運用をどれだけ重視するかで決めるのがよさそうです。Steam Machine本体にはSteam Controller用の2.4GHzワイヤレスアダプターが内蔵されており、最大4台まで直接ペアリングできるとされています。ソファから起動してそのまま遊ぶなら、セット構成はかなり自然です。

購入先はKOMODO STATION

日本で購入を検討する場合、まず確認すべきはKOMODO STATIONです。

KOMODO STATION:

KOMODO STATION 登場!

KOMODOのページでは、Steam Machineについて「Steam Deckの6倍以上の馬力」「Steamライブラリ全体をプレイできる」「日本・香港・台湾での正規販売代理店」といった内容が案内されています。

記事作成時点では、価格・在庫・予約受付状況はページ表示や地域、タイミングで変わる可能性があります。購入前には必ずKOMODO STATION側で、対象モデル、在庫、予約可否、配送地域、保証、返品条件を確認してください。

買う前に見るべきポイント

まず、自分のSteamライブラリとの相性です。Steam Machine Verifiedが追加される予定なので、今後はSteam Deck Verifiedのように、Steam Machine上での動作目安が見やすくなります。特定のタイトル目当てで買うなら、Verified表示やProton互換性は確認しておきたいところです。

次に、テレビ/モニター側の端子です。4K/120Hz狙いならHDMI 2.0、より高リフレッシュレートのモニターを使うならDisplayPort 1.4の対応範囲を見ておく必要があります。HDRやFreeSyncを使いたい場合も、表示機器側の対応が重要です。

最後に、これはPCであるという点です。Steam公式は、Steam Machineには好きなアプリや別のOSをインストールできると説明しています。つまり、家庭用ゲーム機の簡単さに寄せながらも、PCとしての自由度を残した製品です。ここに価値を感じる人にはかなり強い一台になります。

jikkai視点: これは「リビングPC」の本命候補

jikkai視点で見ると、Steam Machineは単なる新型ゲーム機ではありません。

Steam Deckで「SteamOS + Proton + Steamライブラリ」の実用性を見せたValveが、今度はリビング向けに据え置きPCを出してきた。ここが大きいです。

WindowsゲーミングPCは強いですが、リビングに置くと更新、ランチャー、キーボード/マウス、通知、スリープ復帰などが面倒になりがちです。Steam MachineはそこをSteamOSでまとめ、テレビ前のゲーム体験に寄せています。

しかも、ValveはSteamOS 3.8でSteam Machineと同じコードベースを自作PCでも動かせる方向を示しています。現時点ではAMD GPUが中心ですが、Steam Machineは「Valve純正の小型PC」であると同時に、SteamOSリビングPC市場の基準機にもなり得ます。

すでにSteam Deckを使っていて、もっと大画面で重いゲームを遊びたい人。PS5やXboxよりSteamライブラリ資産を重視する人。小型ゲーミングPCをテレビ下に置きたいけれど、Windows運用の面倒さを避けたい人。

その層には、かなり刺さる製品です。これは早めに追ったほうがいいです。

参照元

  • Steam公式: Steam Machine

https://store.steampowered.com/hardware/steammachine

  • KOMODO STATION

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