はじめに
伊豆の海岸で、夜空と海をつなぐタイムラプスを撮影しました。
使用した機材は SONY α7S III × FE 14mm F1.8 GM(G Master)。
そして今回は、光害カットで有名な NiSi Natural Night 112mm フィルター を装着。
🎬 撮影映像
上記動画では、
星が流れる速度と海の光の揺らぎが滑らかに重なり、
光害が少ない夜空+反射する海面という希少なバランスが再現できました。
⚙️ 使用機材リスト
| 機材 | 役割 | ポイント |
|---|---|---|
| SONY α7S III | メインカメラ | 高感度性能と低ノイズで星空撮影に最適 |
| FE 14mm F1.8 GM(G Master) | レンズ | 開放でもシャープ、星が“点”で写る超広角 |
| NiSi Natural Night 112mm | 光害カットフィルター | ナトリウム灯やLEDのオレンジ被りを抑制 |
| Leofoto LS-324C 三脚 | 安定化 | 風の強い海岸でも揺れにくい |
| リモートタイマー(JJC製) | インターバル制御 | 安定した連続撮影に必須 |
| 外部電源 USB-C PD対応 | 電源供給 | 長時間撮影を支える必需品 |
🏝 撮影ロケーションとコンディション
撮影地は 静岡県・伊豆の海岸。
昼間の暑さが引いた後、海風が冷たくなる夜。
わずかに街明かりが届く環境でしたが、NiSi Natural Night のおかげで
空が紫がかることなく、青黒く引き締まった色に再現されました。
💡 使って分かったNiSi Natural Nightの効果
- 🌃 光害カット性能:市街地の橙色LEDや街灯の光を抑制し、星が際立つ
- 💜 色再現性:紫被りを抑えつつ、自然な青黒の空を維持
- 🌊 反射の強調:波の白い光が引き締まり、海面の立体感が出る
- 🪄 後処理が軽くなる:ホワイトバランス補正が最小限で済む
⚠️ 撮影時の注意点
- フィルターの厚みでレンズフードが外せない点に注意
- 海岸撮影では潮風による曇りが発生 → レンズヒーター必須
- フィルター面の水滴・塩分はすぐに拭き取ること
🧭 まとめ
α7S III × FE 14mm F1.8 GM × NiSi Natural Night は、
星景タイムラプス撮影において「透明感・立体感・現実感」をすべて両立できる組み合わせでした。
伊豆の夜空をここまで“澄んだまま”映像化できたのは、
光害カットフィルターの力が大きいです。
星空と海の間に漂う“空気の質感”まで見せられる──
そんな体験ができる撮影セットでした。
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